カンクンのアップグレードでは、EIP-4844、6780、6475、1153などの提案が議論の範囲に含まれることが確定しました。
ChainCatcher のメッセージによると、Christine Kim が第 160 回イーサリアム実行層コア開発者会議(ACDE)についてまとめたところ、今回のアップグレードの主役である EIP-4844(L2 手数料の削減)に加えて、開発者は以下の EIPs をアップグレードに含めることに合意しました:
- EIP-6780(SELFDESTRUCT オペコードの機能を変更し、将来のアプリケーション Verkle ツリーに備える)
- EIP-6475(オプショナル値のために新しいシンプルなシリアライズタイプを導入し、より良い可読性とコンパクトなシリアライズを提供)
- EIP-1153(トランジェントストレージオペコードを導入)
また、一部の EIPs 提案はまだ正式にアップグレードに含まれていない(EIP-6913、6493、4788、2537、5656)ほか、一部は今回のアップグレードに含めないことが決定されています(Big EOF と EVMMAX)。
今回の会議では、次回のカンクン(Cancun)アップグレードにどのコード変更を含めるかが主に議論されました。次回の会議の議題は EIP-4844 の進捗についてです。
以前の情報によると、イーサリアムコア開発者会議では、ブロックチェーンのコンセンサス層にコード変更を行い、次回のカンクンアップグレード(Cancun-Deneb)に備える計画が示されており、今年の後半に実施される見込みです。(出典リンク)
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